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英国王室御用達、ブルーサファイヤ12世紀以降のヨーロッパではサファイヤの指輪は、聖職者のシンボルとして聖なる右手に輝いていました。代々のローマ法王の中でシクストゥス4世は、300カラットものサファイヤの指輪をはめたまま、おごそかに埋葬されたのです。
最も希少で価値がある青とされるのは、カシミール産のコーンフラワー(矢車草)ブルーの石。悲劇の王・ルードヴィッヒ2世が愛した、凍りつくような青の石でした。
英国王室ゆかりの青として名高いロイヤルブルーもまた、サファイヤの色。この世の至宝ともいえる王冠にもにもサファイヤが華麗にきらめいています。
「王冠をかけた恋」として世界を騒がせたエドワード8世とウォリス・シンプソン夫人。後に王位を捨てたウォリスと結婚したエドワードも、彼女の瞳と同じサファイヤを数多く贈りました。
なかでもカルティエの傑作、パンテノール・ブローチは豪華そのもの。全身をダイヤモンドとサファイヤできらめかした豹が、何と152.35カラットもの球形のサファイヤで優美に玉乗りをしています。
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